アメリカ・ニューヨーク IT/Web起業ブログ

日本人がアメリカに渡米し、ニューヨークでIT/Web会社を設立、成功(途中)までの奮闘記

グーグルグラス(Google glass)を購入しました。(3) (受け取り編)

 

今日はグーグルのオフィスにグーグルグラス(Google glass)を実際に取りにいった話を書きたいと思います。

 

グーグルグラス受け取り場所はマンハッタンの9th avenueの15th streetと16th streetの間にある小さいモール?フードコート?的な場所、チェルシーマーケット(Chelsea market)の中にあります。正面から見るとこんな感じ。

 

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ちなみに、ここはグーグルグラス用の場所でグーグルのニューヨークオフィスはここの向かい側にあります。こんな感じです。

 

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最初は本当にここにあるの?あっちじゃなくていいの?という気持ちと共にエレベーターに乗って8階におりると、グーグルグラスをつけて歩いているイケメンを発見!間違いない。

 受付に入るといかにもグーグルって感じのお洒落な感じになってます。グーグルグラスをつけた受付のお姉さんが一人座っていました。

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壁にはグーグルグラスのデモがかけてあり、机の上にはアートの本や雑誌。お洒落ですねー。テクノ系の音楽がかかっていました。

 

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ちなみに僕は一番左のグレーを選びました。奇抜な色が良かったんですが、外でしててあまりに目立つと危険にさらされることもあるのでは、、、っとビビってしまいました。

 

数分後、担当のイケメンお兄さんが現れて、中へ通されました。中もこれまたお洒落。

 

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グーグルのカフェテリアがすごい良いとは有名な話なので、思わず、ここはカフェテリアですか?と質問。お兄さん失笑しながら、No,,,,, あ、ごめんなさい。。。

一日何人くるかわからないですが、20席くらいはあったのではないかと。働いてる人は10人もいない感じでしたね。ランチ時だったので、外にでてたのかもしれませんが。

 

テーブルに座って、さあ、デモの始まりです。

私の携帯はiPhoneなので、ごめんね、といいながらポケットから出すと、僕もiPhoneだよ!っとお兄さんもiPhone user. やはりiPhoneが携帯としてはいいのか?w

一つ一つ指のアクションを細かく説明してくれます。しかし、全く使った事のないもの、、ああ、そうじゃない、こっち、ああ、ああっとこちらもタジタジ。

実際に受け取らなくても、その人の友達は連れて来て良くて、一緒にデモは受けれます。(向こうが貸してくれます。)

wifiをセットアップして、簡単なやり方を教えてもらえます。正直この段階では全く使えず、ああ、わかりました。じゃあ、家でやってみますという感じでした。w

 

これからアプリを作ろうと思ってる私としてはちょっと質問がしていみたいな。と2つほどさらっと聞いてみました。

 

Q1. グーグルグラスexploreの数は?

A1. んんん。最近すごい配ってるからもう数えてないけど、3万くらいかな?

 

彼が3万というのであればもっといるでしょう。しかも、今誰でも招待できるので、すごい増えてるところだと思います。

 

Q.2. 今現在のアプリの数は?

A.2. グーグルから承認されてるのは40個くらいかな。でも、承認を今申請中なのは200個くらいあるんじゃないかな。

 

んんん。もっとあることでしょう。

 

ミーティングは30分程度で終わり、カッコいい袋に入れてもらって帰る事に。つけたままでていかないの??っと言われ、道ばたでひったくりにあったら怖いじゃん、、、っと答えると、僕はいつもつけて歩いてるよ!っとキラキラスマイル。いいじゃないか、すばらしいじゃないか。しかし、私はバックパックにしっかり入れますけど。

 

若干びくびくしながら、家に何とか無事につきました。。すごく貴重な体験でした。

 

グーグルグラス(Google glass)を購入しました。(2) (オーダー編)

 今日はグーグルグラス(Google glass)をどうやって購入したかについて書きたいと思います。

 

基本的にはGoogle glassのサイト(Google Glass)に行ってHow to Get Oneという所から私欲しいです!と

1. 名前

2. e-mail address

3. 電話番号

4. 国

5. グーグルグラスに興味を持った理由(個人的なのか、開発目的なのかなど)、

6. 最後にただニュースがほしいのか、それとも機会があれば買いたいのかを答えます。

を入力し、連絡を待ちます。

 

*注意点はアメリカに住所がある人しか購入ができない事です!

 

これをexpolre programとGoogleは呼んでいます。

ちなみに値段は1,500アメリカドル+税金です。高い、、、高いぞ、、、しかし、投資だと自分で言い聞かせながら購入を決意。

 

ちなみに最初の頃は、招待を受けた人は1週間以内に購入するかいなかを返答しないといけなかったのですが、今はそれはないようです。

招待を受けた人が友人3人まで招待できるという特権がついていたのですが、今はなくなりました。なぜなら、今はグーグルグラスを持っている人はいくらでも招待できるようになったからです!!

私は最初友人が招待をもらったというのを聞いて、彼の名前で購入を考えたのですが、彼の招待状は2013年の11月で期限が切れていたので、とりあえずHow to Get Oneに2つのメールアドレスで登録しつつ、他の方法を探しました。

ちなみに送られてくる招待状はこういう感じです。

 

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正直、今ではebayやアマゾンで普通に買えます。値段は1,500ドル〜3,000ドルくらいのレンジでした。日本でもどっかの業者が平行輸入するとかニュースで盛り上がってますね。これに関してはいろんな人が書いてるのでググれば出てくると思います。個人的には危険だと思うので、正式なリリースまで待たれる事をおすすめします。

 

さて、私はその後、公式サイトでの登録と同時に、某インターネットマーケターがブログで皆に”タダ”で招待状を送ってあげるよ!と天使のような人を発見。全く知らないその人に上記の情報をあげて、待つ事3日。私の他にも20人くらい同じ事をしてる人がいました。私が書き込んだ10日前まで、「フォームをGoogleに送ったよ!」的な返信が各コメントに書いてあったのですが、どうやらもう戻ってこない模様。。

さてどうするか、、、DeveloperとしてGoogleに名前を残したいので、どうしても直接ほしい!!

 

そこで、4日目。何と某サイトで7ドルで招待状を売ってくれるという人を発見。相手が全くわからないが、買いたい衝動を押さえきれず、購入。。。

10分以内に購入できるコードが送られてきました!

グーグルグラス(Google glass)を購入しました。(1) - アメリカ・ニューヨーク IT/Web起業ブログで書いたように、ニューヨークオフィスで受け取る事にしました。

 

ちなみに、購入した直後、公式サイトに登録しておいたアドレス2つ共に招待状が届きました。。。。でも、まあ7ドルだし。。。

 

今年の発売に向けて招待状をばらまいているようですが、実際の一般公開時の価格がどうなるかは未だ不明です。今の時点で1,500ドルもだして買ってくれてるGoogleファンに悪い事はしないと思いますが、今まだexploreプログラムをやってるのに本当に今年だせるのだろうかという感じです。

 

次回はオフィスに受け取りに行った様子を書きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グーグルグラス(Google glass)を購入しました。(1)

過去半年に遡っていろいろ書いていこうかと考えたのですが、今週テンションが上がる出来事があったので、それを書いてみる事にしました。なんと!!

グーグルグラス購入

に成功。 日本では情報があまりないようなので、知りたい方の参考になればと思います。
 
グーグルグラス(Google glass)とは何ぞやっていうのは、ほとんどの方はご存知だと思います。よくわからない方はググってみてください。ちまたで噂の通り、グーグルグラスはGoogleから招待された人だけがExplorerとして購入でき、Developer登録すればアプリの開発も始める事ができるというものです。私の会社としても先行投資という事で購入にいたりました。
 
裏技で招待をゲットし、購入。受け取りには2種類あって、
 
1: 普通に自宅に郵送してもらう方法。
2: Googleのオフィスに直接もらいに行く方法。

そこで1:1のミーティングをしてもらい、直接説明を受けれるという方法です。ただ、直接の場合は場所が、ニューヨーク、ロス、サンフランシスコのどれかです。

私はニューヨークに住んでるので、もちろん何を話すのか聞いて見たくて、直接もらいに行く事にしました。日にちは別に先に埋まってる訳ではなく、週末に購入して火曜日には引き取りOKだったので、ネットで購入時に日にちを設定しました。 
 
詳しい話はボチボチ書いて行きたいと思います。とりあえず、買った時がどうなっているかというと。。。ジャジャーーン! 

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箱のデザインもお洒落でびっくりしました。持ち帰り用のGlassロゴが入った袋まで準備されているじゃあーれませんか。グーグルのdigitalじゃない商品を買うのは初めてだったので、意外とこういうのに力いれてるんだなー、と関心しました。

細かい説明は次回にしたいと思いますが、とりあえずの感想はすっげーなこれ!!です。

 

 

 

 

アメリカにおける会社の設立(ニューヨーク編)

今日はアメリカでの会社設立の簡単さについて書いてみたいと思います。
もちろん州によって多少違うのでしょうが、私はNY(ニューヨーク)で設立をしました。

設立プロセス(LLCの場合)


1. 会社を設立。


2. IRS(税務署)に報告。


3. 法人用の銀行口座を作る。


4. 会社設立に伴う広告を出す。


5. メディア会社からもらったAffidavitを州に提出。


6. Operating agreementを作る



1. 会社を設立

まず一番最初に思う事は値段の違いです。
アメリカに来る直前に日本でも会社を立ち上げ、パートナーに任せてこちらへ来たのですが、皆さんご存知の通り、日本では25万円から30万円かかります。eなんちゃらですれば安くなるとか。
ニューヨーク州での会社設立(LLC)は200ドルで、必要書類を出せば設立自体は終わります。 私は2013年10月から可能になったe-filingを使いました。ネットで必要な情報を打ち込むだけで終了。全部読んでも30分もかからなかった。。。後はArticle of organization(定款)とReceiptがメールで送られてくるだけです。

*ニューヨーク州のリンクは記事の下参照。


2. IRS(税務署)に報告

今度はそれをIRS(税務署)に送ります。(これまたメール)必要な書類を送れば、すぐメールでオッケーってな感じでEIN(税務申告用の番号、Tax IDと言われるものですね)がもらえます。これらをしっかり保管すれば、設立自体は終了。

3. 法人用銀行口座を開設

一言で言うと、近くの銀行の窓口に行って、法人口座を開けたいと言えば全部やってくれます。
パスポート、Article of organization、Receipt、EIN番号をもらった書類があれば基本OKだと思います。
特にその日にお金を入れる事もなく、デビットカードをもらえて、ネットバンキングも設定すればすぐ使えます。
びっくりしたのがクレジットカードもすぐ作れた所です。これは個人の今までの信用によるものなので、こちらで生活してない方は難しいと思います。
僕の場合はアメリカで働いていた事もあってか、クレジットカードがもらえました。ケースバイケースではあると思います。
日本でも、全く同じ事をして、相手にされなかったので、やはり起業が盛んな国は違うなー。と痛感しました。

4. 設立の広告を出す

ニューヨーク州ではLLCの設立に伴い、会社の設立に関する広告を出す事が義務づけられています。しかも2社、、、設立日から120日以内だったと思います。広告を出す会社はCounty clerkが決める事になっていて、
銀行口座開設に必要だった書類を持ってCounty clerkオフィスに行きます。(メールでもOKですが、この国の行政をあまり信用していないので私は直接行く事にしました。)必要書類を提出し、
その場で紹介状みたいなものをもらいます。何か地元のメディアの会社とニギニギプレーをしてるようですが、しょうがない。税金だと思って払うしかないですね。
その紹介状のメディア会社へ連絡。私は電話で話しました。このメールアドレスに情報をくれとの事。そこに紹介状を添付してメールを出してみる事に。
返信で「文言を決めてください」と返ってきました。1社は丁寧にこういう風に書いてください、と、もう1社は違う会社の例文を書いて来ただけ、、何をしていいのやら。
とりあえず、丁寧に教えてくれた方をひな形として、2社に返信。オッケー。じゃあこれから6週間広告出しとくね。1社が160ドル、もう1社は250ドル程度でした。

5. メディア会社からもらったAffidavitを州に提出。

6週間経つとaffidavitと呼ぶ、ちゃんと終わりましたよー。っていう書類が帰ってきます。
その二つを州のウェブサイトからダウンロードした書類と50ドルを一緒に郵送します。2週間ほどするとやっとこさ登録完了というReceiptが届きます。
これで、晴れて正式にニューヨークでの会社設立(LLC)が終了です。もし、このプロセスをしないと会社を無理矢理つぶされてしまうので、設立したらすぐやるようにしましょう。

6. Operating agreementを作成する。

これで終わりかと思いきや、Operating agreementを作成しなければなりません。これは設立直後にやった方がいいと思いますが、すぐ提出するものでもないので、一応5番にしました。
パートナー間での取り決めを行う書類です。私は法律系の有料ウェブサイトからダウンロードしたひな形を元にパートナーと作成しましたが、これ一つで後々取っ組み合いの喧嘩を通りこして殺し合いになるかもしれないので、お金に少しでも余裕があるのであればちゃんとした契約書専門の弁護士などに作成してもらう事をおすすめします。

かなり、長くなってしまいましたが、これがざっくりとニューヨークでの会社設立における手続きになります。
日本の25万円に対して、こちらでは計660ドル程度ですみました。さすが起業王国アメリカ!ってなもんですな。
簡単に書いてありますが、途中で電話で喧嘩したり、郵送した書類をなくされたりとすったもんだありました。。。
後々そういう所も書いていきたいと思います。

リンク:

ニューヨーク州のウェブサイト

http://www.dos.ny.gov/corps/llccorp.html

 

Operating agreement等の法律系有料サイト

http://uslegal.com

http://www.legalzoom.com

 

アメリカ、ニューヨーク(NY)での起業日記 始まり

皆様、初めまして、Hです。

無数のブログがある中、私のブログを見て頂き有り難う御座います。

私 H は高校卒業と共に、アメリカへ渡米し、大学卒業後、こっちで就職。
数年ニューヨークで働いて、会社の事情および転職で東京とニューヨークを数年間行ったり来たり。去年の夏からまたアメリカ ニューヨークへ戻ってきました。

アメリカに渡米した理由が自分でビジネスを始めたかったという事があり、多少の社会経験もつんだので、自分の夢へ向かってもう一度走ろうニューヨークで起業することにしました。

こちらの生活がかなり長くなってしまいましたが、別にグリーンカードがある訳ではないので、現在頑張ってビザ(E-2)を取得しようと頑張ってる所です。アメリカで起業をしたい方に参考になればと思います。

ちょっと時間は遡ってからのスタートですが、こちらで経験した事などをちょくちょくあげていけたらと思ってます。

ご興味のある方はご覧下さい。