アメリカ・ニューヨーク IT/Web起業ブログ

日本人がアメリカに渡米し、ニューヨークでIT/Web会社を設立、成功(途中)までの奮闘記

日本とアメリカのビジネス文化の違い (NY)

 

今日はアメリカと日本のビジネス文化の違いについて書きたいと思います。(完全に個人の意見です。)

 

アメリカに住んで10年以上住んでも尚思う事。所変われば、、、という一言です。

日本でも3年間の勤務経験がある僕ですから、感じる所も多いのかもしれないですが、アメリカ人は日本人に比べると”しっかり”仕事をしません。日本人が要求するポイントが細かすぎるのかもしれないですが、、、もちろん全員が全員ではないので差別的な感覚は持ってないつもりです。文化の違いなので自分が合わせるのが一番ですね。日本にだって良くない部分はありますから。

 

大会社での違い

”違い”と書きましたが、大会社での差というのは正直あまりないと個人的には思っています。特にNYとなると怠けていては出世できないので、かなり競争が激しいです。頼まれた事を言われた期日までに終わらせるのはあたりまえ。他の人より頭出たいのであればスピードと質が重要視されるのは当然です。アメリカでは日本より比較的簡単にリストラが起きるので、NYに限ってはそんなにゆったり仕事をしてる人はあまり見受けられません。ただ、仕事を雑にする人は日本より多い気がします。その分ぶっちぎりにできる人も日本より多いような気がします。東京で働いている時はアメリカ人は皆働かないと同僚達は言ってましたが、それは日本人だからなめられている所が多かったように思います。。。NYではしっかりとすべての仕事をしっかりやるというより、取捨選択。という働き方の人が多い気がします。

 

中小起業での違い

非常に差を感じるのは中小起業での対応です。日本でも会社を立ち上げ、多少の商談をしましたが、対会社でとなれば、そつなく仕事をこなしてくれたというのが印象です。

こちらの中小企業は正直何を考えているかわからないレベルです。。。一応”会社”という名をもっていながらもかなり怠け者が多い。NYでこれなのでは他の州では皆無では、、と思います。期日はあってないようなもの、質は当然期待した分できません。(もちろん人によると思いますが、、)

 

何回か話に出てくるプログラマーですら一応会社です。あるファンクションの納期が明日何ですができるできると言って結局できてないはず。。。何を考えているのかさっぱりわからない。プログラマーよ、、お前はプロじゃないのか、、、人様からお金を取るという事に対しての根本的な考え方が違うように思えます。。自分が一番偉いのでしょう。。。

 

次に弁護士。弁護士様はしっかりしてくれるだろうと想像をしてた。。。しかし、あまかったです。。申請準備の書類がそろってから2週間以上が経過、、確認のメールを送ると、ああ、これとこれが実は必要でした。との返信。。。要求された書類を送り返す。また、10日が経過、、、さすがに再度メール。今回はしかとです。。書類がそろったらすぐだよ!!って言ってたじゃないか、、、信じた俺が悪かった。。。

 

何故言った通りの事が起きないのか不思議でなりません。もちろん、日本でもそういう事あるよってのはあると思いますが、、、弁護士(それなりの名前のある事務所)に限ってもというのは本当にビックリしました。

しかしながら、これも文化の違いです。。自分が合わせる方が楽です。もし、その人としか仕事ができないのであればバッファーを持ってスケジュールを組んだり。お金で解決したり。ある意味税金のような物ですね。所変わればです。。。